黄砂ってなに?
黄砂とは

黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、
ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、
風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた
土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、
大気中に浮遊あるいは降下する現象です。

風によって大気中に舞い上げられた黄砂は、
発生源地域周辺の農業生産や生活環境にしばしば重大な被害を与えるばかりでなく、
大気中に浮遊し、
黄砂粒子を核とした雲の発生・降水過程を通して地球全体の気候に影響を及ぼしています。

また、海洋へも降下して、
海洋表層のプランクトンへのミネラル分の
供給を通して海洋の生態系にも大きな影響を与えていると考えられていますが、
その量についてはまだ明確にはなっていません。


黄砂現象は従来、自然現象であると理解されてきましたが、
近年ではその頻度と被害が甚大化しており、
急速に広がりつつある過放牧や農地転換による土地の劣化等との関連性も指摘されています。

そのため、黄砂は単なる自然現象から、
森林減少、土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による
側面も持った環境問題として認識が高まっています。

日常生活で気をつけなければならないこと
3月〜5月、まさにスギ花粉と時期を同じくしてやってくる黄砂。

それ自体がアレルギーを起こすだけでなく、
花粉症やその他のアレルギーを悪化させてしまうこともある厄介者なのです。

近年、アレルギー患者が増えているのは黄砂も一因だと言われています。


黄砂の主成分は、二酸化ケイ素。
それに中国産の大気汚染物質・硫酸イオン・硝酸イオン、重金属
そして無数の微生物(菌やカビなど)が吸着されたものです。

スギ花粉の1/5以下の大きさしかない黄砂は、吸入によって直接刺激で肺の上皮を傷付けます。

また、くっついている菌や重金属はアレルギーの元になり、
化学物質は炎症反応を起こします。

また、アレルギー反応を悪化させる作用も確認されており

花粉症、アトピー性皮膚炎を始め、様々なアレルギー疾患の悪化の手助けをします。

花粉症患者では、スギ花粉単独に比べて黄砂が一緒になることで
アレルギーを起こす好酸球が著しく増加し、
ヒスタミンやロイコトリエンといったアレルギー物質が増加する
ということが分かっています。

黄砂は残念ながら、いわゆる血液でのアレルギー検査で診断ができません。

あいまいな情報には注意を!!!


対策は・・・
1)マスク

黄砂はとても小さいので花粉症用マスクでは簡単に通ってしまいます。
ウイルス用の目の細かいマスクをお勧めします。

2)春は絶対、部屋干し

スギ花粉も黄砂も大量に空気中に舞っている春は
どんなにぽかぽか陽気でも、洗濯物やお布団は必ず部屋干しや乾燥器を。
花粉症についてはこちら
※治療に当たっては、必ず専門医にご相談ください。